BRICS

BRICS（ブリックス）
BRICS加盟国
指導者
• ブラジル	ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ（大統領）
• ロシア	ウラジーミル・プーチン（大統領） ミハイル・ミシュスチン（首相）
• インド	ナレンドラ・モディ（首相） ドラウパディ・ムルム（大統領）
• 中国	習近平（最高指導者・国家主席） 李強（首相）
• 南アフリカ	シリル・ラマポーザ（大統領）
• イラン	アリー・ハーメネイー（最高指導者） マスウード・ペゼシュキヤーン（大統領）
• エジプト	アブドルファッターフ・アッ＝シーシー（大統領） モスタファ・マドブーリー（首相）
• アラブ首長国連邦	ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン（大統領） ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム（首相）
• エチオピア	アビィ・アハメド（首相） サーレワーク・ゼウデ（大統領）
面積
• 合計	39,717,325 km2 (15,334,945 sq mi)(2023年推計)[1]
人口
• 2023年の推計	3,252,130,000
GDP (PPP)	2023 estimate
• 合計	56.532兆ドル
GDP (名目)	2023 推計
• 合計	25.782兆ドル
財務相 ブラジル: フェルナンド・アダジ ロシア: アントン・シルアノフ インド: ナーマラ・シサラマン 中国: 藍仏安 南アフリカ: イーノック・ゴドングワナ 中央銀行総裁 ブラジル: ロベルト・カンポス・ネト ロシア: エリヴィラ・ナビウリナ インド: シャクティカンタ・ダス 中国: 潘功勝（中国語版） 南アフリカ: レセチャ・クガニャゴ GDP (PPP) ブラジル: 4.085兆ドル ロシア: 5.180兆ドル インド: 13.342兆ドル 中国: 32.931兆ドル 南アフリカ: 0.993兆ドル GDP (名目) ブラジル: 2.173兆ドル ロシア: 1.997兆ドル インド: 3.572兆ドル 中国: 17.662兆ドル 南アフリカ: 0.377兆ドル 面積 ブラジル: 8,515,770 km2 ロシア: 17,098,242 km2 インド: 3,287,263 km2 中国: 9,596,960 km2 南アフリカ: 1,219,090 km2 人口 ブラジル: 204,250,000 ロシア: 146,330,000 インド: 1,428,630,000 中国: 1,411,400,000 南アフリカ: 61,530,000

BRICS（ブリックス、英: Brazil, Russia, India, China, South Africaから）は、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ、イラン、エジプト、アラブ首長国連邦、エチオピアの9か国から成る国際会議である^[2]。

この言葉は、投資銀行ゴールドマン・サックスの経済学者であるジム・オニールによって書かれた2001年11月30日の投資家向けレポート『Building Better Global Economic BRICs』^[3][4]で、ブラジル、ロシア、インド、中国の総称として初めて用いられ、世界中に広まった^{[注 1][5][6]}。4か国の場合はBRIC（ブリック）、もしくはBRICsと呼ばれていた。その後、2009年からBRIC4か国が首脳会議を開催し、2011年に南アフリカ共和国が首脳会議に参加した後は、5か国についてBRICSと総称される様になった^[7]。

2023年の首脳会議において、2024年1月1日よりアルゼンチン、エジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦が会議参加国に正式加盟し、11か国体制となることを承認したが^[8]、直前にアルゼンチンは方針を転換し加盟を撤回し^[9]、サウジアラビアは2024年2月時点で依然として加盟を検討中とした^[10][11]。加盟国が増えてもBRICSと呼称されるが^[12]、メディア上では拡大BRICSやBRICSプラス（BRICS+）という言葉も使用されている^{[13][14][15][16][17]}。

1. ^ IMF - World Economic Outlook Databases
2. ^ “China continues to dominate an expanded BRICS”. East Asia Forum. 2024年4月27日閲覧。
3. ^ 「BRIC」からブラジルとロシア脱落も-名付け親オニール氏 Bloomberg、2015年1月9日
4. ^ Building Better Global Economic BRICs (PDF) - Goldman Sachs, Global Economics Paper No:66
5. ^ 新興国の成長が2050年に向けて世界経済を牽引する - ダイヤモンド・マネー08年新春版, 2007/12/1
6. ^ “落日のBRICS、インドは勝ち残れるか”. 日本経済新聞社. 2021年1月15日閲覧。
7. ^ 経済産業省 『通商白書2005』の「第1章第3節 新興工業国の台頭　～BRICSの成長可能性～ 2005年7月
8. ^ “BRICS、サウジやイランが加盟へ－24年から11カ国体制”. bloomberg (2023年8月24日). 2023年8月24日閲覧。
9. ^ 引用エラー: 無効な <ref> タグです。「kyodo20231230」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません
10. ^ ロイター編集「サウジ、BRICS加盟は依然検討中＝関係筋」『Reuters』2024年2月2日。2024年4月27日閲覧。
11. ^ “サウジアラビア商業相、BRICSへの加盟について発言(インド、中国、米国、ブラジル、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ共和国) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース”. ジェトロ. 2024年4月27日閲覧。
12. ^ “「BRICS」の名称、「美し」過ぎて変更できない－加盟国拡大でも”. bloomberg (2023年8月25日). 2023年8月25日閲覧。
13. ^ “拡大BRICSに世界戦略の軸足を移行する中国外交”. 東洋経済オンライン (2023年9月22日). 2024年4月27日閲覧。
14. ^ 日本放送協会. “ロシアと拡大BRICS - キャッチ!世界のトップニュース”. キャッチ!世界のトップニュース - NHK. 2024年4月27日閲覧。
15. ^ 哲, 吉田. “「BRICSプラス」誕生！世界市場への影響は？”. トウシル 楽天証券の投資情報メディア. 2024年4月27日閲覧。
16. ^ “中国が牛耳る｢BRICS｣は新興国に害をもたらす”. 東洋経済オンライン (2023年10月5日). 2024年4月27日閲覧。
17. ^ “BRICSが加盟国拡大で合意､｢BRICSプラス｣は11ヶ国の大所帯に”. 第一生命経済研究所. 2024年4月27日閲覧。

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